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「ウワサのRC181」 @ 2016.08 IOM クラシック TT & マンクス GP

特集その2です。
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まさに師匠と私が滞在中、世界をかけめぐったホットニュース。

それは、クラシックTTのパドックに、括目すべき車両があるというものでした。

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ホンダオンチの自分はRC181がどういう価値を持つレーサーなのか、サッパリわからないことを、まずは白状しておきましょう。

日本某所から発信された指令は、「誉れ高いIOM クラシックGPで、白昼堂々とRC181を名乗り、マイク・ヘイルウッドを引き合いに出している、一台のレーサーを捕捉せよ。」

師匠が鼻をクンクンしながら、広い敷地の夥しいパドックテントを立ち入り検査します。 そして、ホンダレーサーが並ぶところでは、聞き込み調査で、目撃情報を取ります。

そしてたどり着いたのが。
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MVをも抱える名門チームのフロアに、それはありました。




高級ではない一眼レフを首から下げた東洋人が二人。。。
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近寄ろうにも、ロープで規制されていて、しかも手前にアグスタ。



しゃあない、左サイドだけ抑えとくか!
細部は望遠で!



しかし優しいチームの責任者が、スパイ2人をマシーンのもとへ。
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秘密のベールが除かれました!
カメラレンズの目よりも鋭い、師匠の目が、とっくりと細部まで舐めるように。。。



ここでは過分なコメントは控え、しかるべき碩学の皆様、お歴々にお願いして、知見を総動員して車両の出来栄えなるものを見分してもらいたいと思います。

ディテールの写真をずらーっと。
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いかがでしょうか? 
見方によっては、アソコが違う、ココがヘン、とかご意見ありましょうが、この一台を目の前にして思ったのは、無から作り出す熱意は中途半端じゃないな、と。 ものづくりとは縁遠く、人さまが作ったものに依存する以外能が無い自分は、ただただ息をのむのでした。

東洋人二人、けっこう意地悪く、ツッコミどころをさがしながら数十分。

なのに、チームの皆さんは、嫌な顔ひとつせずに、聞いてないことまで教えてくれます。

ハンガリーの才能ある技術者が、茂木にあるホンダ・コレクションまで足を運び(一度ならず)、RC181 現車に触れてデータ取りをしたこと、クランク一式は、実はCBXムニャムニャムニャのを使って、コンロッドは市販のキャリロ、電装もアフターマーケット品を使っていること、クランクケースやブレーキドラムは、このプロジェクトのために、鋳物から作り出したこと、などなど。。。



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師匠が、「日本でロードレースやってまんねん」というと、このポーズ(笑)


資金力もすごいと思いますが、その向こうに熱い思いがはっきり見えた気がしました。


このRC181 レプリカ、8月29日 16時からのパレードで走り、ハンドルを握る予定のライダーは、「沿道で見かけたら、君らに手を振るよ」と笑ってくれたのですが、残念なことに16時すぎにフェリーで島を離れる予定の我々。 その雄姿を目にすることはできませんでしたが、乗る人見る人聴く人すべてが歓喜に沸いたことと思います。


By TOKU


マン島、英国の研修旅行レポートはこれで終わりです、おつきあいありがとうございました~~
(思い出したら、また書きます)
by clubobsolute | 2016-10-10 22:45 | 研修旅行
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