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INTERSPAN IGNITION

春SANDAへ向けTOKUさんのCCM再生プロジェクトも始まりクラブ員一同盛り上がってます!
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「確か 亀トラお父さんのBSA-C15 同じ様な点火装置付いてたよな~。」
夜 ガレージにてバラバラになったCCMを眺めてると 物凄く気になるNTERSPAN社製イグニッションボックス・・・・

早速 日曜日 極寒の亀トラへ急行!
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ドンピシャ! 同じINTERSPAN社製の点火装置!
亀トラお父さんの話によれば「20年以上は使えたよ。そやけど最近すぐ電圧が下がって高回転が吹けなくなり他の点火装置に替えたんよ」だそうです。
そりゃ蓄電池が永久に使える訳が無く「そりゃそうなりますよね~」と。
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得体の知れんBOXだったのですが 中身を見て判りました!
既存のポイント&ガバナを使う充電式セミトラです。
自動車バッテリーから充電し蓄えた電気で中のトランジスタユニットを作動させ
内蔵の6Vコイルでスパークさせていたのです。

C15に付いていた物は1990年製でしょうか?1.5Vの電池が6個=9V
CCMのは1976年製 1.5V×5個=7.5V
他の部品は見るところ大きな違い無し。
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無かった充電用プラグも借りたので早速CCMBOXに充電・・・・・最初はパイロットランプも付かずやはり壊れてるよな~っと。
んでよ~く観察すると6ピンのメスコネクター部に青サビ発見! 各部接点を清掃&洗浄・・・・付きましたパイロットランプが!!

30分程充電したところで電圧確認・・・6.9V・・・取り合えず蓄電しているみたいです。
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飛びましたよ! 火花が!   
ポイント接続用コネクターに付け替え アースさせたら確実に火が飛びます!
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亀トラのアストンマーチン・・・新品のクランクやらヘッドの交換が終わり絶好調になったらしくこの日 亀岡ハイウエイにて試乗させてもらいました! 1930年台だったか? 見るからにクラシックカー! しかしその実態は・・・・ほぼ全部新品で組まれたエンジンはメカニカルノイズがほとんど無くスムーズに回るエンジンはまるでトヨタクラウン!

ワインディングロード走行でもガタつく感じは無くシッカリしてます。物凄く薄く重ねられた板ばねは現行車並みの乗り心地でグイグイ走って行けます!

うぅ~ん。イイよな~。・・・・・・・ 取り合えず 正気に戻って11/10のPre70トライアルに向け練習しよう。
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話は戻って この点火装置 火花は飛びますが問題が有ります。
絶縁不良により確実に漏電しています。 それもコイルの2次側(20000V)・・・・
スイッチをひねるとその手に【ビリ】 ボックスをふれてスパークさせると【ビリビリ】
何度も食らうと手首から下がだんだん重く感じられます。 ヤバイです。

多分 雨の日乗ると全身に20000V流れ 健康になるでしょう!


ちなみに最新バージョンのNTERSPAN社製イグニッションボックスは無接点式トリガ―がセットになっているフルトラ おまけに最強の20V仕様だそうです。





by DG



 
 
by clubobsolute | 2013-01-28 21:07 | 整備日誌
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