あれから7年、その3

UK - Day 2 / IOM

今日は一日マン島です。
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今回の英国旅行で、2月のマン島は間違いなく荒天で寒いはずなので気が進まなかったんです。

でも師匠が強硬で、ビートルズのリバプールはあきらめてもマン島は何とか! という感じで、んなら文句言いっこ無しで島へ。

日の出も遅くて昼までも薄暗くて、雨がそぼ降る。高原は風が強いとエミリーブロンテの「嵐が丘」の様相ですね。
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レンタカーをホテルから出して、マン島TTレースのコース周回開始。

グランドスタンドの反対側は大学と墓地で周りは静かな住宅地になっています。少し下り気味で、押しがけにやさしい地形です。
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時計回りのコース、スタート後すぐのところのトタールのガソリンスタンドのある交差点がブレイヒル(Brayhill)です。
師匠のチーム名はここに因んでいるんですな。
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その先はさらに下ってまるで谷底を狙うイメージです。全周がそうでしょうが、全開で突っ込むには、度胸と優れたフロントサスペンションがないと、自爆しそうです。

アップダウンのリズムを助手席で感じながら、コースを経巡ります。
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さすが師匠、コースを大まかに頭脳に刻み込んではります。クルマのウィンカーレバーが左にあるので困ります。道も間違えそうでペースを落として後続車に迷惑かけます。

師匠いわく、「わしらツーリストやからシャアナイ。

Ballaugh Bridgeのジャンプスポットは跳ねるだけでなくて直線で入ってS字に切り込みます。これは殺人的な設定だ、怖そうにジャンプしている写真も多いはずですね。
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ラムジーの街区を抜けると上り坂、途中にヘアピンがあってマウンテンコースに近づいていることを知らせます。雲が低いのでその中にぐいぐい入って、どんどん眼前が白い世界に。

景色がまったく見えません。地元のクルマは結構なスピードで走っていて、我が車の前はミルク色の空気だけ、そしてペースは落ちて、背後にはマナーは良いですが結構な車列ができます。

師匠は日本に居る時も十分に紳士(?)ドライバーですが、さらに紳士的に道を譲ろうにも空間感覚がわかりづらくて前進あるのみ。ようやくPマークを見つけて道からそれたところが、偶然にもスネイフェル登山鉄道のバンガロー踏切。

とっぷり無視界ですが、線路がたしかに交差している。マン島では保存鉄道は3月下旬からしか動かないですが、保線工事が進められていました。

近くにあるはずのMurrayのミュージアム(跡?)もまったくわかりゃせず、線路端での記念撮影が精一杯でした。数人のメンテナンススタッフが黄色い回転灯とともにお仕事中で、線路に立ち入ったら怒られてしまいました。

怒られる直前のショット。
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A28道をさらに進んで大きく右に曲がるコーナーがグレッグニーバー(Greg-ny-Baa)です。パブがあって、コーナー入口には観客席もあります。

この旅ブログの一番目の写真がTTレースを長年見守って来ただろう立木です。ぐんぐん下っていきなり現れるというイメージなのが、ガバナーズブリッジで、曲率を下げて広げられた現行道路の脇に、レース写真でおなじみの狭いコースがあります。

内側には真っ白に塗られたあの目印があります。デッドスローで右に曲がりシケイン的に回る道は普段は閉ざされています。レースのときしか使わないのかなぁ。
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ガバナーズブリッジをやり過ごしてあとは真っ直ぐスタート・フィニッシュ地点に進みます。

クルマですがちゃんと一周しましたTTコース。
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牧歌的な景色もいい、アップダウンも楽しんだ、記念写真も撮りました。レースではこの60キロを20分で回るようですが、ツーリングペースで一時間、一時間半かかって回っても、そりゃあ楽しいでしょうよ。

ホテルに戻り、徒歩でダグラス市内を南下して鉄道駅へ。線路には汽車の姿は無く、レンガ造りの駅舎と線路を見て思いをはせるのみ。
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6月には多くのツーリストが上陸するフェリーターミナルから海岸沿いにプロムナードをホテルに向かって戻ります。
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いつの間にか風が強くなって、白くて高い浪頭が冬の海であることを思い出させます。道路までも海藻が吹き飛ばされてきます。

夜になってレストラン探そう、と再び繁華街に出ましたが多くの店は閉まっていて閑散とした通りに少々がっかりしながら、ホテルに戻って食事しました。
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つづく

By TOKU

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# by clubobsolute | 2018-01-28 12:54 | つれづれおぶそり | Comments(2)

あれから7年、その2

UK - Day 1 / 移動日

朝6時半に伊丹で待ち合わせて成田空港経由、ロンドン直行便です。
自分にとっては1983年以来の大英帝国。
あのときは安いチケット(それでも20万)南回り、シンガポール、ドバイ、ブリュッセル経由でロンドンまで30時間ほどかかりました。
若さゆえ、機内食が嬉しくて嬉しくて。
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同日午後3時過ぎにロンドンヒースロー空港到着、予想に反して晴れています(結局旅行中に見た最初で最後の太陽)。
でもまだ先があります。
ガトウィック空港に移動してマン島とを結ぶLCCのひとつ、FlyBeというプロペラ機で夜9時にマン島空港に到着。
この会社、予約時に日付を間違ったのでキャンセルしようとしたら、契約条項でキャンセル不可(*_*)。
師匠すみませんでした。
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マン島到着後、人気のない空港でレンタカー借りたら欧州標準のディーゼル+マニュアルトランスミッション。フォードのセダン。
馴れないので乗りにくいです。
ホテルはダグラス市内、プロムナードにある4つ星Sefton。今回の旅で一番広い部屋でした。
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ホテルのバーで師匠はギネス、自分はペールエール。乾杯のころには出発からほぼ24時間経過していました。

師匠、ついに上陸でんなぁ。

あしたはマン島一周だす。あのTTコース。

つづく

By TOKU

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# by clubobsolute | 2018-01-28 12:52 | つれづれおぶそり | Comments(2)